Dayflow:画面を自動記録しAIで1日の活動をタイムライン化・要約するツール
Dayflow:画面を自動記録しAIで1日の活動をタイムライン化・要約するツール紹介
Dayflow はオープンソースの macOS ネイティブアプリで、手動操作なしで人間のPC前での活動を把握し、自動的にタイムトラッキングを行います。超低フレームレートの画面録画と、定期的な AI 分析によって、一日のリアルな活動を説明付きの可視化タイムラインに変換します。以下では、公式の説明と実際のユーザーからのフィードバックをもとに、仕組み、機能、プライバシー、パフォーマンス、使い方の5つの観点から詳細なマニュアルとしてまとめました。

Dayflow のコア機能
全自动タイムライン
PCの起動とともに自動で立ち上がり、バックグラウンドで動作し続けるため、開始や停止の操作は不要。
タイムラインカードはドラッグ移動や内容の編集が可能で、スクリーンショットやテキストメモを追加することもできる。
遡及再生
1日の 1 fps 録画を高速で再生し、その時何を行っていたかを思い出すのに便利。
突然 B サイトに切り替わったなど、集中力が途切れた可能性のある場面をマークできる。
ダッシュボードとデイリーログ(近日公開予定)
「今週は何件のテストを書いた?」のような質問ができ、回答はカードとしてダッシュボードに表示される。
毎晩ひとつ質問がプッシュ通知され、重要なタスクについて「なぜそうしたか」を一言補足できる。
エクスポートと API
タイムラインは JSON または CSV にエクスポートできる。
コードは MIT ライセンスで、UI のカスタマイズやコンテンツ追加、社内ネットワークへの接続も自由に行える。
Dayflow の仕組み
キャプチャ:1 fps で画面を録画し、15 秒ごとに区切ってローカルに保存。
キャッシュ:15 分ごとに、直近 15 分のセグメントを結合し、60 fps・合計 900 フレームの小さな動画を生成。
分析:動画を AI で解析。クラウドの Gemini かローカルモデルを使用し、2 回画面を認識させる。
生成:AI が「PR コメントのレビュー:45 分」「OAuth フローの調査:1.5 時間」といったタイムカードを出力。
クリーンアップ:録画ファイルは通常 72 時間後に自動削除され、ディスク容量を節約。
Dayflow の技術実装
UI は SwiftUI で実装されたネイティブアプリ。
複数の AI に対応:Gemini(API キーの設定が必要)もローカルモデルも使える。
コードの構成はシンプルで、主に以下のディレクトリからなる:
Dayflow/:SwiftUI アプリのソースコード。タイムライン UI、デバッグ UI、録画・分析のフローを含む。
docs/:ドキュメントや資料(スクリーンショット、動画など)。
scripts/:リリース用の自動化スクリプト。DMG 作成、公証(ノータライズ)、アップデート、署名などに使用。
パフォーマンスとリソース使用量
インストーラーは 25 MB、実行時の CPU 使用率は 1% 未満、メモリ使用量はおよそ 100 MB。
1 fps 録画のビットレートは約 20 kB/s で、1 日 8 時間でおよそ 500 MB、3 日後に自動削除される。
現在は Apple Silicon(M1/2/3)向けにのみビルドされており、Intel 機では Xcode から自分でビルドする必要がある。
Dayflow クイックスタート
インストール
GitHub Releases から Dayflow.dmg をダウンロードし、アプリケーションフォルダにドラッグする。初回起動時に画面収録の権限を許可する必要がある。
AI の設定
Gemini:設定欄に GEMINI_API_KEY を入力する。Google Cloud で課金を有効化している場合、学習目的での利用を無効化できる。
ローカル:先に Ollama または LM Studio をインストールし、7B〜11B の視覚モデルを取得する。Dayflow が自動でポートを検出する。
日常的な使い方
メニューバーアイコンをクリックし、右クリックメニューから「Start Capture」を選択すると開始、「Stop Capture」で停止できる。
メインウィンドウのタイムラインはホイールでズームでき、キーワード検索やソフトウェア・活動種別でのフィルタが可能。
データ管理
録画のキャッシュは ~/Library/Application Support/Dayflow/records/ に保存される。
データを削除してやり直したい場合は、アプリを終了し、このフォルダを削除してから再度起動すればよい。
Dayflow の利用シーン
ナレッジワーカー:日報や週報を書く際に思い出す手間が省け、タイムカードをそのままドラッグして使える。
フリーランサー:プロジェクト単位の料金計算において、CSV をエクスポートして工数の証跡として使える。
プライバシーを重視する企業:コードの監査や社内展開が可能で、コンプライアンス要件にも適合。
効率化ツールを好むパワーユーザー:プレイバックはまるでフライトデータレコーダーのようで、集中力が途切れた原因を発見できる。
Dayflow は 1 fps 録画と 15 分ごとの AI バッチ処理によって、従来のタイムトラッキングにあるような「ブラウザ 4 時間」といった無意味な数字を、「PR レビュー 45 分、テスト作成 1 時間、微博閲覧 20 分」のように理解でき、検索やエクスポートもできるタイムラインへと変換します。プロセス全体がオフラインでも動作し、監査や改変も可能。macOS 上で比較的透明性の高い自動タイムトラッキングの手法と言えます。
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